資金計画をたてる
購入計画で一番大事な事、それは資金計画です。
どの位の物件なら買うことが出来るのか?
それが決まってから、物件を探し始めるのが正解です。しかし、ほとんどの方はそうせず、物件を見ながら資金計画を立てます。
はっきり言って、間違いです。
では、なぜこれが間違いなのでしょうか?
物件を見ながら資金計画を立てたのでは、「この位の物件なら、この程度の価格になる、支払いが苦しいが、何とかなるだろう。頑張ろう」となりがちだからです。
自分達の希望に近い物件を購入するには「このくらい払う必要がある。だから苦しいが、支払っていかないといけない。」では無く、「自分たちは、このくらいなら支払う事が出来る。だからこの予算の範囲内で探す。」が正解なのです。
物件を見ながら資金計画を立てたのでは、ついつい物件に引きづられて、予算オーバーしがちです。
優先順位をつける
お客様がマイホームに求めるものは、何でしょうか? 家族の団らん?それなら、リビングは広くほしいところです。
子育てに必要な環境?でしたら、周囲に緑と、公園。
学校区も大事かもしれません。
マイホーム購入にあたり、譲れない条件は何でしょうか?
買い物や交通の利便性?
それとも、土地や建物の広さですか?
これらすべてが満点の物件が見つかれば、それが一番良いのですが、実際にはそんな物件は無いと思います。
だから、優先順位をつけなければいけません。
何が大事で譲れない点か?
どこは譲ってもよくて、優先順位は低いのか?
ご家族で話し合ってみて下さい。
家族それぞれ、優先したい条件が異なるはずです。
物件情報を集める
予算が決まって、購入に当たっての優先条件が決まったら、いよいよ物件情報を集めます。
実際には物件情報を集めているうちに、家族の優先条件が変わってくることもよくあるので、優先条件を決める事と物件情報を集める事は、同時並行的に行なわれる事なのかもしれません。
下見をする物件情報を集める
ありがちなのが、「あそこもチェックしなきゃ、そうそうこっちも忘れずにチェック。」とやって、木を見て森を見ないようなことになることです。 ご自分たちにとって、どうでもいいような事をチェックしたりせず、優先事項を再度見直して大事なポイントをしっかり見ましょう。
比較検討、購入物件決定
(お申し込み)
何度も繰り返しますが、ご自分たちにとって妥協できない事だけは、譲らないようにしましょう。
重要事項説明を受ける・ご契約
分からない点は、あいまいにせず、納得出来るまで質問しましょう。 こんな事聞いたら悪いのでは?と遠慮する必要はありません。
質問するお客様は、不動産については素人、説明をする私達はプロなのですから。
ローン正式申込み・融資承認
金銭消費賃借契約
最近は、ローンの事前審査も、審査書類提出翌日に結果が分かる銀行も多くなりました。
契約前に事前審査で仮承認を受けていることも多いでしょうが、契約後に正式申込みになります。
事前審査で仮承認を受けていても、正式に承認がおりて始めてローン確定となりますので、注意して下さい。
残金決済・所有権移転
抵当権設定登記・鍵の受け渡し
物件の引渡しは、残金と同時になります。
リフォーム・お引越
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